2023年10月12日より公演スタートのチームまんまるさんの舞台「代弁者」で、書き下ろしの新曲「Empatheia」が主題歌に決定しました!!
Empatheia(読み:えんぱしあ)は、英語のEmpathy(えんぱしー)の語源になった古代ギリシャ語で、「共感」の意味があります。
言葉足らずを承知でおおまかにご紹介すると、おトイレを我慢している人を助けて世界が少しずつ優しく変わっていく、というような今回のお話(ぜひ映像の配信をご覧ください【https://teket.jp/7855/27117】2023年10月20日~11月1日の期間限定)。今でいう”いいね”よりももしかしてもっと根本的なことじゃないかなと思い、エンパシーよりさらに遡った語源にあたる「エンパシア」を曲名にしました。
舞台で流れるのは1コーラス分で約2分。一見短く簡単なように思えますが、限られた時間で使える限られた言葉の数は、作詞というより、どこを削っていくかの勝負で、宝石をカットしてキラキラを出していくような気持ちでした。詩や詞を作る時の基本を改めて思い返しました。
また、レコーディングも、始まったら止まらない加工なしの舞台の世界に敬意を払って、ワンコーラスノンストップでピッチ補正ソフトなども一切使わず真剣勝負しました。
せっかくの面白い作品をうすぼんやりした主題歌で台無しにするわけにはいかないと、何度も何度も台本を読み返し、「チームまんまるさん独自のこの面白さを越えることは到底無理だけど、どう受け取ったら私なりの音楽に変えていけるか」と、よく言う自分との戦いを越えて作品そのものがライバルのような、台本と会話をしているような感じでした。大変だけどすごく面白かったです。脚本の技術なんかも少し教わり、また一つシンガーソングライターとしても進化できたのではないかホカホカしています。
公演期間中はロビーで私自らCDを販売しております。今回のEmpatheiaはもちろん、既存のCDも全種類販売する予定でいます。余力があればこぎん刺しグッズもお出ししたいです。Empatheiaは劇場版の2分サイズだけでなく、2番以降も入ったフルバーションも収録したいなと思っていますが気まぐれにお待ちください。のちほど改めて詳細をお知らせいたします。
舞台で、現場でしか味わえない痺れる空気感。みなさまぜひ劇場へお越しください!
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